ピアスを病院で開けるなら何科に行けばいい?

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ピアスを開ける際は、できるだけ穴あけに慣れた病院を選びたいものですよね。とはいえ、ひとくちに病院と言っても「何科がいいのか」「それぞれの違いはどこにあるのか」と分からないことも多いはず。

そこで今回は、ピアスを病院で開ける際に何科を選ぶべきか、その判断基準や違いについてご説明します!

万が一ピアスホールにトラブルが生じた時についても、あわせて見ておきましょう!

ファーストピアスを開けるなら「皮膚科・美容外科・形成外科」

初めてピアスを開けるなら、皮膚科、美容外科、形成外科から選びましょう!

特に、ホームページや看板に「ピアス対応OK」とアピールしている病院は、ピアスの穴開けに慣れているので、経験豊富で信頼できる病院を見分けるポイントになりますよ。

また、施術の後の消毒や炎症止めなどの対応にも慣れているので、安心です。

ただし、皮膚科の中には治療がメインで「皮膚トラブルは診るが、穴あけ(ピアッシング)はしていない」という病院も、、、

とくに小さな個人病院では、ピアッシングを断られるケースもあるので、事前に確認しておくといいですね。

 

ファーストピアスを選べる「美容外科・形成外科」


画像引用元:六本木スキンクリニック

美容外科や形成外科は、軟骨や耳以外の部分に対応している病院が多く、イレギュラーな依頼に慣れている傾向があります。
「皮膚科には耳のピアスだけ対応していると言われた」という方は、美容外科や形成外科に問い合わせてみましょう。

また、これらの科は「ファーストピアスの種類が豊富」という特徴も。
さまざまなデザインから、お好みの石や金属の色のファーストピアスを選ぶことができます。

軟骨やボディーピアスのファーストピアスを選べる病院もあるので、耳たぶ以外に挑戦したい人にもぴったりだと言えるでしょう。

ちなみに、形成外科は複雑な処置が得意な科でもあります。
肉芽やケロイドが発生したときの処置を任せられるので、いざという時も心強いですよ。

 

「耳鼻科」は専門外の場合も

「耳」という文字が含まれている耳鼻科ですが、ピアスの穴あけには対応していない病院がほとんど。
「耳の専門」といっても、耳に関する病気や風邪に関する診察をメインとしている科なのです。

中耳炎や外耳炎、耳の聞こえ方など、耳の穴から奥の範囲を診ることが多いので、ピアスに関する知識もそこまで多くはないでしょう。

ただし、炎症止めや軟膏などの処方にはしっかり対応しています。
皮膚トラブルの際には、頼りになる存在ですよ。

 

ピアスホールのトラブル時には

ピアスを開けた後、ピアスホールに皮膚トラブルが発生してしまった…なんてケースも珍しくありません。

たとえば、

・ピアスホールが細菌に感染してしまった

・消毒液や金属アレルギーでかぶれてしまった

・ピアスが埋没している

・ピアスによって耳たぶが切れてしまった

・ピアスによるケロイドができた

といったケースが挙げられます。このような症状が見られた際は、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

基本的には、「皮膚のトラブル=皮膚科」という判断で問題ありません。もちろん、さきほどご紹介した美容外科・形成外科・耳鼻科でも対応しています。

ただし、ここでのポイントは「何科かどうかではなく、ピアストラブルに強い医師を選ぶこと」です。

できるだけピアスに関する治療に慣れている医師を探し、適切な治療を受けましょう。

「レスキューピアス」があるかチェックする!

その判別するコツは、レスキューピアスを取り扱っているかを確認すること。

シリコン製のレスキューピアスはトラブル時に欠かせないアイテムなので、取り扱いの有無を尋ねておきましょう。

より専門性をチェックするなら、「ケロイドの処置を行っていますか?」「もし耳たぶが切れても治療できますか?」といった一歩踏み込んだ質問をするのもいいですね。自信をもって「できます」と答える病院は、ピアスに関する治療の実績があると判断できます。

 

受診する前に確認しておくべき項目は?

最後に、病院を受診する前にチェックしておくべき項目をおさえておきましょう。

どの科の病院においても重要な項目ばかりなので、予約の段階で確認しておいてくださいね。

1.ピアッシングをしているか

前述の通り、すべての病院がピアスの穴開けに対応しているとは限りません。
また、ピアスの場所によっては断られるケースもあるため、必ず事前に問い合わせておきましょう。

ただし、「ピアスについて診てほしい」という表現は「ピアスを開けた後の肌トラブルを診てほしい」と捉えられてしまう可能性も。

必ず「〇〇(開ける場所)のピアッシングをしていますか?」と聞いておきましょう。

2.ファーストピアスの種類

ピアッシングに対応していると分かったら、ファーストピアスについても確認しておきましょう。一般的な病院では、球形ヘッドのタイプしか取り扱いがないケースも珍しくありません。その反対に、たくさんの種類の形や色から、好きなデザインが自由に選べる病院もあります。

ファーストピアスは1~2か月間にわたって装着し続ける必要があるため、お気に入りのデザインを選びたいもの。値段も踏まえ、あらかじめどんな種類があるのかチェックしておきましょう。

3.アフターケアの内容

たとえアフターケアに関する表記のない病院でも、皮膚トラブルが起きた際は通常の診察として治療を受けることができます。ただし、その内容や方向性には差が見られるため、注意が必要です。

たとえば、ピアスホールを開けたまま治療を進めてくれるのか、塞ぐことを前提に進めていくのか。また、アフターケアに含まれる治療内容にも違いがあります。「アフターケアに対応しています」という言葉だけでなく、その内容を知ったうえで病院を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

こうみると、ピアスに関する対応は、病院によって差があることが分かりますね。病院選びで大切なのは、「何科か」というより「ピアス開けに慣れていて、安心できる病院であること」です。

まずは気になる点を確認しておき、信頼できるかを判断するのが第一歩。

知識や経験の豊富さ、アフターケアの内容、ファーストピアスの種類など、さまざまな角度から病院をチェックしておきましょう。